モラハラとは
モラルハラスメントの略です
お互いのモラルを尊重し
人間関係というのは形成されますが
そのモラルを逸脱したような
言動によって尊重されていないと感じている状態のことをモラハラといいます
夫婦関係や職場関係で、特にこのモラハラと言う問題は軽視できないものになっています
なぜならば、お互いの精神的、健康状態を阻害してしまい
良好な付き合いとはならず
ひどい場合であれば、
精神的に追い詰められてしまうと言うような状況も生まれてしまうからです
初期の頃であれば
少しの違和感であることが
長期的になれば、なるほど
違和感がしこりになり、
しこりがさらにかさなり抱えきれなくなることで
受け止められないようになっていきます
お互いのモラルを尊重していれば、そのようなことにはならないのですが
自分のモラルを相手に押し付けて
意見を聞き入れない側の方が
周りとの乖離起こしてしまいます
モラルを押し付けることによって
人間関係と言うのは、徐々に歪みができてしまいます
モラルを押し付けられた側と言うのは、ストレスが課題になっていき
頭痛、めまい、耳鳴り、胸の痛み、倦怠感など
精神疾患の入り口の症状等も類似するような
症状が出現していきます
モラルを押し付けた側と言うのも
実は相手にモラルを押し付けられたと思っています
相手が合わせてくれない
相手が悪い
相手が理解していない
そのように思っていますので
被害に遭っていると思っている方であっても
被害を行っている側かもしれません
何を言いたいのかと言いますと
物事には、どちらが悪いとか、どちらが良いということはなく
お互い様だと思います
お互いに話を聞き入れてない可能性もあります
そういう事例ばかりではありませんが
話を聞き入れられないような内容であれば拒否してしまって構わないです
そして、多種多様な人がたくさん生きているこの世の中で
全くおんなじことを同意してくれる人が大多数いるかというと、そういうわけではありません
自分がいいと思っている観念や概念ルールは
親がいいと思いあなたに教えたことがほとんどです
社会人になってから先輩からアドバイスされた事
などなど
ルールと言うのは、個人差があって
モラルと言うのは
環境要因によって全く異なった形成をします
相手が理解してくれない
それは
相手とは、違う人生を生きてきた証拠です
あなたと全く同じ人生を歩んでいる人がどれぐらいいるでしょうか?
同じにならなくて当たり前なんです
モラルハラスメントを防ぐためには
相手に尊重する敬意を払いながら
話を聞く受け入れるということが大切です
どんな内容であっても、1度は受け入れ話を聞く
その後に、ご自身との思いと違うのであれば
私自身は、そう思っていないよねと
自分に寄り添ってあげるんです
自分の中に、
相手の意見を取り込んだとき
違和感があれば
それは異物のように嫌な感覚がします
嫌な感覚がするものを
言葉であっても、受け止めたままにせず
相手にお返ししますと伝えてみたり
相手さんに直接伝えるのではなく
心の中で
相手が言った言葉に伝えてみます
それだけでも無意識に
相手の言葉が嫌なのに
自分自身で握り締めていたその苦しさが
緩まり解放されます
相手との関係性は、
どうであっても
気になってしまった言葉や
抵抗があった言葉と言うのは
無意識にでも握り締めてしまうんです
握り締めてしまったが故に
気がつかないうちにその言葉の重荷に耐えられず、気持ちが沈んでしまう
そんなことになる位なら、
その言葉を相手にイメージの中でお返ししてみてください
モラルハラスメントはなかなか自覚ができません
夫婦の間であれば特に・・
合わせないといけないと、自分からそのしがらみに入っているような状態なので、なかなか気づきにくいです
夫婦であってもいち個人
一人ひとり感情と言うのは全く違います
私自身も夫とは全く違う人間です
私の夫もモラハラがあります
自覚はありません
ですが夫も私の事を自覚がない
モラハラの人だと思っています
表現は違えども一緒に生活しているパートナーと言うのは
ある程度は合わせておいて、
順応して生活している環境です
一個人であるお互いを尊重するのであれば
モラハラがあろうとも
同意できないものは受け取らなければ良いと割り切っています
何とかして私のことを理解してほしいとか
わからせてやりたいとか
そのように最初の頃は思うかもしれません
ですがそれはうまくいかないものです
なぜならば
相手にも感情がありモラルがあるからです
相手がいいと思って言っていることを
こっちらが受け入れられないと言う現象なだけなので
相手を尊重しておけばいいのです
難しくは考えずに
そう思ってるんだなぁ
くらいに軽く少し離れて、
相手と距離を取ると心もほぐれます
体と言うのは素直で
あなたのことをよく理解しています
言葉1つで人と言うのは地獄にも落ちるし、天国にも行けます
私自身は、ネガティブな言葉に縛られて、とらわれて生きていました
ある時、苦しさから限界を感じ
親や先生、先輩からの言葉の中で、苦しかったものたちがあることに気がついたのです
苦しいのに受け入れている状態は
本当に生きづらいです
無意識なので、
苦しさにも気づいていませんでした
ですが気づくだけで変われるのです
気づいて嫌だったんだとわかったら
嫌だったんだね。辛かったね。気がつかなくてごめんねと私は自分に言うようにしました
それと気がついて、
この言葉で緩めていくことをしているうちに
体のこわばりが少しずつほぐれ、
痛みから解放されていく感覚があったんです
私は頭痛持ちで肩こり腰痛
出産時に足の脱臼もありました
慢性的にどこかしらが痛んでいたので
おばあちゃんになる頃は
痛みに耐えられないのではないかと思う日もありました
今はこの気がつくと言うことによって
自分自身の気持ちに寄り添い続けたら
少しずつではありましたが
痛みから解放され
苦しさは感じなくなっていきました
肉体と言うのは本当に素直です
そして自分自身のことをよく理解してくれています
肉体のことを、まるで別人格のもう1人のように話しているのは
私たちが本質や魂だけ存在であり、
肉体はこの地球で生きていくための媒体だからです
より良くしていくためには
肉体をいかに大切にしていくか
お互いに尊重していくかが大切なのです
それは最初にお話ししたモラハラとよく類似しているかと思います
モラハラの場合であれば、
パートナーや上司、
別の人間と言う存在ですが
私たち一人ひとりは
魂と肉体が一緒にいてこそ成り立つ存在です
肉体自身にも自分でモラハラをしないように
寄り添い
尊重して
愛してあげることが
より良い人生の始まりとも言えますよね
モラハラというハラスメントと言うのは
今では企業では規定するため法律化しました
社会現象となっているこの好事例から
気が付くことで人生が変わるとお伝えさせていただきました
拝読くださってありがとうございます🌈
メンタルトレーナー輝